おはよーぐると!(2-2)

まずは、本社屋内にある牛乳エリアを見学して、外へ出て別棟のヨーグルト工場へ。

発酵前

しっとり発酵室

まずは袋に入れてからの、ゆっくりじっくり低温発酵⇒クールダウン⇒出荷となります。

美味しさの秘訣は、なんといっても岩泉町内の牛から搾りたての牛乳を、通常のヨーグルトの作り方の3~4倍もの時間をかけての低温長時間発酵にアルミ袋の中で発酵させる後発酵。写真にある低温発酵室は、梅雨時期の京都というか、スコール直後のバンコクといったところでしょうか。そこまでは暑くないか。しとーっとしているかんじで、乾燥肌の私としてはちょっとおこもりさせていただきたかったぐらいです。

「今でもいろんなとこの買って飲むけど、うちのより美味しいのに出会ったことないよ。」と山下社長。

うんうん・・なるほど。きちんと裏付けされた根拠があって自信を持って作っているのがよくわかります。

東京ヴェルディと日テレ・ベレーザをサプライヤーとして応援して、LUSHから岩泉ヨーグルトを材料にしたヘアトリートメント「トリプルルン」を発売、社長がアテネのホテルで毎朝食べたサラダのドレッシングをもう一度食べたくて作って開発・販売に至った岩泉ヨーグルトドレッシング。

ヨーグルトはプレーン派の私ですが、こちらのヨーグルトは加糖もイケる!ちなみに私は、このドレッシングはにんじんとクルミのサラダに使います。

LUSHからお話があった時、大人だし男だしLUSHのラの字も知らないし(笑)、さっさとお断りして帰宅後、娘さんに何やってんの!!と教えられ、慌てて翌日連絡して今に至るそう。

ドレッシングもそこのシェフに作り方教えてくれって直談判したんだって。「もちろん教えてもらえなかった(笑)」あははは~そりゃそーだ 😆 でもヒントを教えてくれたのだそう。

いつかアテネに行く時には、なんてホテルだったか聞いて食べてみようっと。

美味しさを保ちつつ、今後またこのヨーグルトをベースにどんな展開となるのか、どんどん進化し続けそうで・・・楽しみ!!

そう思いませんか?みなさん!!

おはよーぐると! (2-1)

先月、岩泉乳業さんへお邪魔しました~ 😛

田野畑村での大根取材の後、今キテいる『ガッチリ!!』(某6チャンネル)な岩泉乳業にお邪魔し、山下社長のご案内で工場見学とお話しをさせていただきました。

まずは、ご挨拶に社屋の玄関へ。

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会社のロゴマークがかわいい!牛乳瓶にお花が一輪。てっきりあの龍がそれだと思っていました。

 

さすが食品を扱う会社だけあって、清潔感溢れる玄関です。土足禁止!!靴を脱いで、上がります。

じぇじぇ 😯 さっきの大根畑での大はしゃぎのおかげで、とても県庁所在地から出発したとは思えないドロッドロの靴の私たちです。

できるだけ、泥んこを落とさないように(且つ見えないように)、細心の注意を払って靴箱にそーっと靴を収めます。ふぅ~っ。

大きな窓の応接室に通していただき、モンドセレクション受賞の数種類のたてやそのパンフレットなどを眺めていたら山下社長がいらっしゃいました。

山下社長 ヨーグルトの製造を始める時やそれらを販売するための営業努力・苦労・こぼれ話などのとても興味深いお話を、おもしろおかしく楽しそうにお話してくださいました。ローマは一日にして成らず、ですね。 

強い信念を持って前進してきて今に至るんですね。

ブレない、揺るぎのないものを持つってすごいよなぁと感心・感動すると共に、なんだかキラッキラして眩しくて、とても羨ましくなったのでした。

 

あまちゃん風に言うと

社長~、かっけぇー!!!

そして、どうぞとお出しいただいたこちら。

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岩泉のむヨーグルト!(^^)!

いつ飲んでも美味しいけど、作っているその場でいただくとまた格別に美味しく感じます。

山下社長は、毎日1本(750ml)飲んでいるそう。これを飲むようになってから風邪をひかなくなったとおっしゃっていました。

ヨーグルトはインフルエンザ予防やアレルギーにいいと,一時テレビ番組で取り上げられて、品切れになったりしていたこともあったなぁと納得。

余談ですが、私は日焼けも風邪防止には有効と考えています。持論ですし医学的・科学的根拠はありませんが、年中日焼けしている私はここ何十年、風邪らしい風邪をほとんどひいたことがありません。いろいろなことの効果は、もちろん個人差があるし、他の要因などもあると思うけれど。

でも、私が岩泉乳業さん内をウロウロして気づいたのは、太った人がいない!!!ということ。

社員の皆さんが、どれだけ自社製品を摂取しているか、元々はどんな体型だったかなど一切知りませんが、とにかく皆さんホッソリでした。もしかして!?と勝手に期待する私なのでした。

そして乳飲料系ってついついどうしても、立って腰に手をあてて飲みたくなる(←わがるやづだげわがればいい。by花巻さん@あまちゃん)衝動を抑え、お行儀良く着席しつつも一気にグビグビ飲み干しちゃった。

プハァ~っごちそうさまです!喉も潤ったところで、山下社長のご案内でいよいよ工場に潜入です :mrgreen:

《おはよーぐると!(2-2)へつづく》

 

 

 

¡VIVA!田野畑村と大根〜はじめての取材その2〜

大根畑に到着 :mrgreen:

畑のむこうはもちろん海~

畑のむこうはもちろん海~

どうぞ私を引っ張って~と言っているように見える(笑)

どうぞ私を引っ張って~と言っているように見える(笑)

この畑は、佐々木さんが開墾して一から作った畑。

木を伐採して、根っこを取り除き、岩とか石をよけて、土をかき混ぜて、寝かせて・・・数年かけて今に至るのだそう。整えたからといって、すぐ使えるようになるわけではないのです。

こんなこと、みなさんは知ってましたか?

恥ずかしながら、私は知りませんでした。小学生の時に習ったのかもしれませんが、覚えていないのも当然のごとく、遥か彼方昔々のお話です(泣)。

恥ずかしついでに言えば、私、生まれも育ちもどっぷり岩手県民のくせに、生まれて初めて『畑』というものを目の前にし、歩き、まだ土に植わっている野菜を見て、触りました。こんな岩手県民もいるのです。

そして初めて、収穫!?引っこ抜かせてもらいました。

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ふっ!!と意味なく声を出し、力いっぱい・・・あれ??

まったく力いらずで、スッと抜けた~。すごい!何これ~チョー楽しい!!

大根

その場で包丁でサクサクとカットしてもらい、そのままを試食。いただきまーす♪

大根のお刺身

おいしい!!!すんごくジューシーで甘~い 😆 大根の匂いはもちろんあるんだけれど、まるで梨を食べているような感じ。彦摩呂のようにうまく表現したいんだけど、難しいな。○○○の宝石箱やぁとか?言ってみたいのに思いつかない。すみません 🙁

パクパクシャリシャリ食べまくっていたら、佐々木さんが「雨が多いと甘い大根になって、逆に暑い日が続いて雨が少ないと辛くなる。」と教えてくださいました。

細川さん

へぇ・・・なるほど。そうなのか。ずっと雨続きだったのも、ラッキーだったなぁ。

それにしても、瑞々しくて甘くて美味しい。シャリシャリ・・・。なんだかんだで、3本ぐらい食べちゃった!

これを切干大根に加工するなんて、ちょっともったいない気もするけど、だからこそ、あの切干大根はあの歯触り・香りをキープしていられるんですね。

切干大根は、煮たり漬けたり酢の物にしたりと、メニュー豊富な食材です。とりわけ私がいちばん好きな切干大根料理は、めんたいこ(たらこでもOK)炒めです。どうやって作るかなんて、料理力ゼロの私に聞かないでねって話ですが、ごま油の良い匂いが食欲をそそるおかずに良しおつまみにも良しの一品です。

良かったらみなさん、これだけをヒントに自分で適当に創意工夫して作ってみてくださいね~。たぶん、私の母の適当創作料理と思われるので、正解とか特になしです。

大根がなかなか手に入らない国に住む友人にも送って喜んでもらっています。軽いから発送しても運賃にそう響きませんし、持参する際もふんわり漂う大根臭がちょっと笑えますが(わかりますよね?笑)スーツケースの重量にほとんど影響することもありませんし、海外にいるご家族やお友達へのおみやげにおススメですよ~。

イツデモオヤサイ輪切大根

イツデモオヤサイ輪切大根

イツデモオヤサイ太切大根

イツデモオヤサイ太切大根

本当にきれいな海でした。心が洗われて、とても良い人間になった気分になれる。

バイバイ田野畑

忙しい中、ご協力をいただいた佐々木さんやその他スタッフの方々・JA馬内さんに感謝です。

ギュッと詰まった大事なお話だらけで、これから大根や切干大根を食べるたびに田野畑村を思い出す気がします。

これからもあちこちにお邪魔して、岩手県のいろいろを発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします 😛

 

 

 

¡VIVA!田野畑村と大根〜はじめての取材その1〜

2013年8月2日(金)

もしややっと梅雨明けか!?というカンカン照りのお天気の今日、美味しい『切干し大根』の素、美味しい大根の取材で田野畑村へ行ってきました~!!

田野畑村といえば、最近ではあまちゃんのロケ地としても知られる岩手県の沿岸・・リアス式海岸を一望できる北山崎やサッパ船・養殖・漁業・・・海のイメージしかないなぁ。

なんで、大根・・・田野畑村で大根??

なんだろう・・・勝手に期待でワクワク♪

 

どこまでも続く山・山・山、濃くて眩しい緑のまっただ中を

道中風景

ひた走ること2時間半・・・

着いた~!!

 海~!! 山に囲まれて日々暮らしているので、海ってほんとアガる~。 こんなチラ見でも、見えた!海だ!と車内(というか私1人が)は大騒ぎです。

海~!!山に囲まれて日々暮らしているので、海ってほんとアガる~。
こんなチラ見でも、見えた!海だ!と車内(というか私1人が)は大騒ぎです。

この日、ご案内をしていただくJA新いわての馬内さんとの待ち合わせ場所へ向かいます。

ナビが、あとちょっとで目的地だからバイバイ的なことを言って終了。

案の定、迷子の私たち・・・。

馬内さんに電話でナビしてもらい、何とかかんとか到着~ほっ。

ここに田野畑でとれたお野菜たちが集合して旅立つんですね!

ここに田野畑でとれたお野菜たちが集合して旅立つんですね!

 

まずは、大根生産者の方の作業場へ連れて行ってもらいます。

そこへ向かう途中の景色のすばらしさと言ったら!!!

北山崎

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もちろんキレイだのすばらしいだけではありません。

ガレキ

あの時に崩れたままの堤防や、壊れたテトラポットなどがいくつもあったり。

テトラ

それでも、着々と復興に向かっている姿も見れたりします。

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作業場到着です。

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このお風呂でキレイに洗って身なり(?)を整えて、丸ごとバージョン(ダンボール箱)と加工用(青いカゴケース)に分けられて出荷されるそうです。

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佐々木さん(中央)とスタッフの方々とJA馬内さん

畑の向こうは海です。太平洋!!!水平線!!!

畑の向こうは山、山の向こうも山・・・と生まれも育ちも内陸の私には、いつまでも見ていたい景色です。

 

今日の出荷の大根は、6月6日に種を蒔いたものとのこと。

早っ!!と驚いていたら、それでもこれは遅い方で、天候など条件が揃えば種を蒔いてから収穫

まで50日ぐらいで収穫することもあるんだそう。

寒暖の差があるのも、やませも、大根やお野菜作りには良いことなんだって。

やませなんて、霧で寒くて何の役にも立ってない困った気候だと思っていたけれど、違うんですね。

佐々木さんの両脇にいるのは、フィリピンからの農業研修生の2人。ランディとジェリクソン。

佐々木さんや他の方々も、毎年こうしてフィリピンからの農業研修生を受け入れてるとのこと。すごいですよね!お野菜だけじゃなく、人も育てている。国際交流・貢献。

そんなお話を聞きながら、今度は佐々木さんの所有する大根畑へ移動です。

(〜はじめての取材その2〜へつづく・・・)